インプラントのリスク

インプラントのリスクについて

インプラントのリスクについて

インプラント治療には保険が適用されないので、
治療費が高額になります。
治療に関しては、インプラント体と呼ばれるネジのようなパーツを
顎の骨に埋め込みますので、外科的処置を受ける必要があります。
例えば、切開をする部位によって歯肉の中を走っている神経を
傷つけてしまったり、傷口から細菌に感染して、口腔内や全身の
病気を発症してしまう可能性もゼロではありません。
こういった治療のリスクはすべての外科手術で起こりうる
ことですが、当院のように熟練した技術と正しい知識をもって
適切な手術を行えば、回避できるものばかりです。

インプラントのメリット・デメリット

メリットは、見た目が自然で天然歯とほとんど見分けがつかないこと、天然歯と同じような力で噛むことができることです。
正しいメンテナンスで、天然歯とほぼ変わりない、見た目と機能が半永久的に持続します。
デメリットはその費用です。
インプラント治療は自由診療であるため、健康保険が適用されません。
治療期間は長期にわたり、個人差はありますが4~8ヵ月が目安です。

治療前の注意事項

治療前の注意事項

インプラント治療は、すべての方が受けられる治療では
ありません。
歯周病・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・高血圧・糖尿病・
肝炎を患っている方、喫煙される方、妊娠中の方などは治療に際し
リスクが発生します。
特に糖尿病の方は血液の循環が悪く、栄養や酸素を十分に送ることができないため、傷が治りにくくなります。
また、免疫力の低下によって傷口から感染しやすくなります。
血糖値をきちんとコントロールできていない状態でインプラントを埋め込む手術をすると、術後に感染して化膿したり、インプラントが顎の骨と結合しないなどの問題が発生する場合があります。
また、治療中のストレスで血糖値が変化しやすく、高血糖や低血糖状態に陥るリスクがあります。
これらの方はインプラントと骨の結合に支障をきたす場合があるので、治療前に診査と診断を行ないます。
手術に危険をともなうと考えられる場合は、治療を受けていただけない場合もありますので、インプラント手術ができる状態に
なるまでしっかりと体調のコントロールをしていただきます。
体調などによりどうしてもインプラント治療を受けるのが困難と判断された方には、入れ歯やブリッジでの治療を行ないます。
どちらに対しても機能性や審美性を心配される方がいらっしゃるかと思われますが、自由診療の入れ歯・ブリッジであれば、
噛み心地や見た目が優れた仕上がりになります。
もちろん、保険診療のものをお選びいただくこともできますので、相談しながら最も合う方法を選択しましょう。

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